毛髪再生治療
毛髪再生治療

薄毛でお悩みの方へ

当院ではHARG療法、DR.CYJ注射、内服治療、外用療法を行っております。

HARG療法

薄毛のサイクルを正常のサイクルにもどすサイトカインを豊富に含んでいる生体タンパク質製剤、AAPE® Powderを用いたメソ注入治療(注射器を使って皮膚に注入させる治療)がHARG療法です。

薄毛のサイクル

AAPE® Powderは毛乳頭の活性・毛幹の成長・毛包の再生などを増殖因子で促し、抑制因子が暴走をおさえる働きをします(増殖と抑制は部位によって働きを変えます)。

これらのサイトカイン作用は、AAPE® Powderの特徴であり、多くの文献が『自己ステムセル注入』と同等の効果を検証しています。

AAPE®v2.0 Powderについて

AAPE® Powderは、2006年から開始した日本国内での研究と2008年から開始した臨床結果に基づき、日本向けに特別製造されました。そして2018年に、従来のタンパク質製剤の含有量が10μgから12μgに増量したAAPE® Powder v2.0に変更されております。AAPE®は痛みの軽減を図るためpH値を整え、脂肪幹細胞の培養上澄みタンパク質(サイトカイン)含有量を約2倍以上にしており、更に高い効果を得られるよう、新たに開発された製品です。

AAPE® Powder v2.0

ご注意

  • 現在のAAPE® Powder・AAPE® Powder v2.0は特別に日本向けに製造されています。防腐剤は全く含まれておりません。
  • pH値改善=痛みの軽減、含有量 約2倍以上=効果増強 の意味合いとなります。
  • HARG療法は、3週間以上の間隔で4~6回1クールにて治療されます。効果の発現は症状によって異なります。

リスク

効果発現は個人差あり。外用麻酔薬を塗るため麻酔によるアレルギー発現のリスクあり。痛み、出血あり。

当院では、痛みがないエレクトロポレーションによる注入も行っております。

エレクトロポレーションによる注入リスク

メソセラピーより効果が弱い可能性あり。効果発現には個人差あり。電気刺激を感じることあり。

よくある質問

Q.HARG療法は必ず毛髪再生しますか?
A.

薄毛の症状は原因や経年からみても様々です。

薄毛タイプ

上部の図、TypeⅢで見られるように、完全に毛髪が失われ頭皮が固くなっている場合は、HARGカクテルを注入しても細胞が再生しない事が多く、TypeⅡなどのように、産毛であっても存在している部位が対象となります。
HARG療法の2年間の検証では、対象となる部位に対して、変化がないということはありません。産毛から細毛、そして丈夫な毛に成長します。
もし、男性の患者さんがAGA遺伝子チェックなどで、男性型脱毛症(AGA)の場合にはプロペシア併用にて抜けない治療もします、発毛よりも抜ける場合には効果が出ません。

Q.HARG療法は何回で効果が表れますか?
A.

毛髪は成人で一日に0.35mm~0.4mm伸びます。1ヶ月30日だとすると1.05cm~1.2cm伸びる事になります。また、毛髪には毛周期があり、毛が無い状態は脱毛の時期(下図)にあります。
HARG療法を施術すると毛乳頭付近から、毛包組織の中を毛髪が再生してきます。しかし、HARGカクテルのによって長い休止期・脱毛時期から早期成長期に移行する期間は個人差になります。
また、頭皮表面の毛穴から毛乳頭までは約3~5mmありますので、毛髪が毛穴に到達するまでに約2週間、そこから毛周期に沿って産毛~軟毛へと成長してきます。
1ヶ月に1cm~1.2cm伸びているので、HARG療法で、生えた実感が得られるのは3回目の施術後から4回目の施術前あたりが多いようです(月1回の施術にて3ヶ月目から4ヶ月目)。

これは目安です。2回目で効果を感じる方、6回施術後1ケ月で効果が出る方もいます。長年の薄毛にて頭皮表面の毛穴が閉じてしまっている部位などでは、効果が望めない事があります。

ヘアサイクル
Q.HARG療法はなぜ効果があるのですか?
A.
サイトカイン(増殖・抑制因子)療法は、加齢などにより失われた毛乳頭や毛包、そして毛髪自体をサイトカインの働きで再生させ、毛周期を改善してすべての毛を成長期に誘導します。この働きはHARG療法でしか手に入れる事が出来ません。
日本医療毛髪再生研究会では、7年間にも及ぶ検証の間、さまざまな発毛薬剤を試してきましたが、HARG療法に用いられるHARGカクテルが最も効果的であり、副作用が無く発毛をする薬剤として認定しています。そのHARGカクテル薬剤もHARG療法開始当時と比較しますと2倍の配合量になっており、多くの患者さんに喜ばれています。
ネット上では「HARG療法は効果が無い」「HARG療法で後悔した」と言う書き込みがありますが、HARG療法を名乗ったニセモノ治療も横行しておりますのでご注意下さい。
Q.HARG療法においてサイトカインはどのように効きますか?
A.
患者自身の脂肪や骨髄から摘出した組織を酵素処理した後、幹細胞を取り出し培養して毛髪再生に用いるという治療があります。HARG療法で用いるサイトカイン製剤であるAAPE® Powderは、以下の通り、幹細胞治療と同等の作用と効果があります。「サイトカインの作用」の項目をご参照下さい。
Q.HARG療法においてサイトカインはどのように効きますか?
A.
患者自身の脂肪や骨髄から摘出した組織を酵素処理した後、幹細胞を取り出し培養して毛髪再生に用いるという治療があります。HARG療法で用いるサイトカイン製剤であるAAPE® Powderは、以下の通り、幹細胞治療と同等の作用と効果があります。「サイトカインの作用」の項目をご参照下さい。
Q.HARG療法に使うHARGカクテルは安全ですか?
A.
脂肪幹細胞を培養し、タンパク質を取り出します。それを特殊なフィルターにかけウイルスを濾過したうえで、更にガンマ線を照射して滅菌しています。
国外(アメリカ・ヨーロッパ・アジア各国)では数万例が臨床で使用され、国内においても6年前から動物実験と臨床テスト3万例を行い、安全性を確認し検証しています。
その安全性と臨床効果は、世界的にも権威のあるDERMATOLOGIC SURGERYに論文投稿され、HARG療法の文献も数多くあり、世界的にエビデンスがあります。
日本医療毛髪再生研究会では製造設備を視察し、文献内容に即した安全性を確認しています。なお、HARGカクテルはアレルギー起因物質も含まないことが確認されています。
Q.HARG療法に痛みはありますか?
A.
診断により注入方法は変わります。メソ注入を注射で行うと頭皮に痛みを感じますが、麻酔をするので大丈夫です。ダーマローラー注入の場合、痛みは軽微です。痛みは主観的要素の加わった感覚であり、その測定・評価は医師の判断によります。
Q.HARG療法前にパーマやカラーリングは出来ますか?
A.
パーマやカラーリングは、治療前後2週間は避けてください。HARG療法は約1ヶ月おきに4回~6回施術しますので、治療期間中はパーマやカラーリング期間を考慮して下さい。ヘアカットは施術から3日間以上空けて下さい。
Q.HARG療法の施術時間はどのくらいですか?
A.
HARGカクテルの注入方法、施術範囲にもよりますが、注入に要する時間は10~20分程度です。施術前の消毒や麻酔、施術後の待機時間などを含め、全体で40分~1時間程度です。
Q.HARG療法の後、髪はセットや洗髪は出来ますか?
A.
施術後はセットしても構いませんが、整髪剤(ムース・ワックス・スプレーなど)は毛先のみ少なめにご使用下さい。またブラシなどで施術部位を引っかかないように注意して下さい。施術当日は、治療後6時間以上空けていただき、指や爪で施術部位を強く刺激しないように軽めに洗髪して下さい。翌日からは通常通りお過ごしいただけます。
Q.HARG療法を受けて毛髪再生したらずっと生えたままですか?
A.
毛髪が失われた原因にもよりますが、通常、1クール(1ヶ月おき4回~6回施術)終了後は最短で2~3ヶ月おきにフォロー注入をします。安定しているようでしたら自己判断でも結構ですが、AGA(男性型脱毛症)で1クール終了後、約6ヶ月間フォローを中止した結果、再度脱毛するケースがありました。
Q.HARG療法で白髪は黒くなりますか?
A.
髪を黒くしているメラニン細胞が退化して白くなります。HARG療法に用いるHARGカクテルは、サイトカイン(成長因子)を多く含んでおり、高齢の方がHARG療法を受けて白髪が黒くなった例があります。しかし、エビデンス療法としてはこの検証は行われておらず、あくまでも可能性があるのみです。
HARG療法により黒髪が白くなる事はありませんので、ご安心下さい。

DR.CYJ注射

髪の再成長・頭皮の再構築のために開発され、革新的なペプチド複合体(特許取得済み)を配合した毛髪用注入剤です。7種の発毛ペプチドにより、脱毛因子の阻害、血管新生、細胞の活性化等、毛髪の育毛・発毛に最良の効果が期待できます。

オリゴペプチド-54(CG-Nokkin)

効果

脱毛因子の阻害

  • BMPR1bレセプターとBMP4、TGF-β1の結合を阻害する。
  • 薄毛の原因となり、発毛を抑制するタンパク質DKK-1を減少させる。
オリゴペプチド-54(CG-Nokkin) オリゴペプチド-54(CG-Nokkin)の効果

デカペプチド-10(CG-Keramin2)、オクタペプチド-11(CG-Seperin)、オクタペプチド-2(Prohairin β4)

デカペプチド-10(CG-Keramin2)
オクタペプチド-11(CG-Seperin)
オクタペプチド-2(Prohairin β4)

効果

活性酸素による毛包・毛乳頭のアポトーシスの抑制、血管新生、血流改善。

  • 紫外線やストレスなどにより発生したROS(Reactive Oxygen Species)によって毛包・毛乳頭がアポトーシスされてしまうのを阻害する。
  • CG-Seperinは血管を新生するシグナルを発し、血管新生、血流を改善させる。
デカペプチド-10(CG-Keramin2)、オクタペプチド-11(CG-Seperin)、オクタペプチド-2(Prohairin β4)の効果

デカペプチド-28(CG-Rehairin)、オリゴペプチド-71(CG-Edrin)、デカペプチド-18(CG-WINT)

デカペプチド-28(CG-Rehairin)
オリゴペプチド-71(CG-Edrin)
デカペプチド-18(CG-WINT)

効果

毛包・毛乳頭の形成を促進する。

  • 毛包形成に必要なプラコードの形成を誘発(第1真皮シグナル)活性カテニンとShh(Sonichedgehog)を通じて毛乳頭形成を促進(真皮第2シグナルの誘発) Wintシグナル伝達経路を通じて、β-Cateninを誘導。β-Cateninはプラコードの形成を指示。
  • Shhはプラコードを活性化し毛包・毛乳頭の形成を促進する。
カペプチド-28(CG-Rehairin)、 オリゴペプチド-71(CG-Edrin)、 デカペプチド-18(CG-WINT)の効果

通常、治療後1~2回で髪の毛が太く固くなり、抜け毛の減少が期待できます。さらに、3~4回の治療で新しい毛髪が増えてくるのを実感いただけます。(個人差あり)約2~4週間おきに1回の治療を計4回おすすめしています。

リスク

効果発現に個人差あり。外用麻酔薬を塗るため麻酔によるアレルギー発現のリスクあり。痛み、出血あり。

HARG療法、DR.CYJ注射とも、内服薬の併用をおすすめしています。

男性

フィナステリド、ザガーロ、デュタステリド

女性

パントガール、ビビスカルプロフェッショナル


※フィナステリド、ザガーロ、デュタステリド(ザガーロのジェネリック医薬品)は男性型脱毛(AGA)の治療内服薬です。女性は内服できません。
まれに男性機能が落ちることがあります。その他の副作用はほとんどありません。

パントガール

成分の働き

ビタミンB1

毛根の代謝活性を増加させる作用に加え、ストレスの緩和にも効果があるといわれています。

D-パントテン酸カルシウム

毛髪、皮膚、神経組織を健康に保つ働きがあり、髪の生成に欠かせない成分です。また、ストレス性の脱毛を軽減する副腎皮質ホルモンの合成にも関与しているといわれています。

ケラチン

紫外線などの外部刺激から毛髪や皮膚を守り、力強く若々しいツヤのある毛髪を維持します。また、白髪化の防止やもろくなってしまった爪の修復にも効果があるといわれています。

薬用酵母(Vigar-yeast)

ビタミンやたんぱく質を豊富に含む頭皮ケアに効果的なオールラウンドな栄養成分です。育毛を根元から支え、頭皮と髪に栄養を与えます。

L-シスチン

皮膚や毛髪、爪に多く存在するアミノ酸の一種です。コラーゲンを生成するほか、肌の生まれ変わりを助け、シミの原因となるメラニンの発生を抑制します。

パラアミノ安息香酸

ビタミンBの一種で、毛髪の色素沈着に効果があり、白髪を黒髪に戻す効果があるといわれています。

効果

びまん性脱毛症の改善や白髪の防止、もろくなった爪の修復改善などが期待できます。

※有用性には個人差があり。女性専用。
※メーカー推奨摂取期間として3~6ヶ月の継続摂取を推奨

用法

大人

1日3回、1粒を目安に摂取してください。

12歳以上

1日1~2回、1粒を目安に摂取してください。

食事の際、噛まずに少量の水と共に摂取してください。

副作用

胸のむかつき、ガス溜まり、腹痛、下痢、めまい、頭痛、嘔吐、動悸、紅斑が報告されています。また、まれなケースとして、イントレランス・リアクション(intolerance reactions)、発汗、頻脈、心拍の加速、発疹、かゆみ、蕁麻疹、胃腸の胸やけが報告されています。
その他、異常を感じた際はただちに使用を中止し、医師の診察をお受けください。

成分

1粒あたり

ビタミンB1 60mg,D-パントテン酸カルシウム60 mg、薬用酵母(Vigar-yeast)100mg、L-シスチン20mg、ケラチン20mg、パラアミノ安息香酸20mg、E132色素(インジゴチン)

ビビスカルプロフェッショナル

成分の働き

ビオチン

ビタミンB群のひとつ。アミノ酸の代謝に関わっており、毛髪の豊かさを保つために適度に補給したい栄養素です。

AminoMar C™

商標登録済みの、海洋性たんぱく質複合体。イヌイットの食生活の中心となっている魚などから抽出した、たんぱく質分子をもとに作られました。AminoMar C™を含有するのは、現在のところビビスカルのサプリメントのみ。

効果

抜け毛を減少させ、毛髪の密度を増し、健康な硬毛数を増加させることが多くの臨床試験で示されており、毛周期における成長期を伸ばすことが証明されています。
※有用性には個人差があり。男性も内服可

用法

朝食後と夕食後それぞれに1粒ずつを目安とし、水とともにお召し上がりください。
少なくとも3~6か月間の継続摂取をおすすめします。

副作用

海産物にアレルギーがある方は、内服できません。

成分

1粒あたり

ビタミンC(From アセロラ(果実)パウダー、アスコルビン酸由来) 20mg、ビオチン 100mcg、カルシウム 60mg、AminoMar Marine Complex(サメ軟骨、カキエキスパウダー) 475mg、リンゴ(果実)エキス(プロシアニジンB2 5% 標準化) 40mg、L-シスチン 12.5mg、L-メチオニン 12.5mg

その他の成分

結晶セルロース、マルトデキストリン、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ステアリン酸Mg、二酸化ケイ素、天然オレンジフレーバー、グリセリン

よくある質問

Q.ビビスカルプロフェッショナルは男女ともに適していますか?
A.
はい。ビビスカルプロフェッショナルは男性、女性ともにお使いいただけます。
Q.ビビスカルプロフェッショナルは誰でも服用できますか?
A.
ビビスカルプロフェッショナルは、魚介もしくは海産食品にアレルギーをお持ちの方、妊娠中もしくは授乳中の女性、または18歳未満の方にはお勧めできません。
Q.1日の推奨摂取量はどのくらいですか?
A.
1日2錠で3~6カ月以上の摂取をお勧めします(朝1錠、晩1錠を食後、水で服用)。その後は、健康的な毛髪の成長を維持するため、必要に応じて1日1~2錠を服用して下さい。ビビスカルプロフェッショナルの錠剤は飲み込み易くできています。
Q.結果が出るまでどのくらいかかりますか?
A.
ビビスカルプロフェッショナルは6カ月かけて効果を発揮します。強く、豊かで健康な毛髪にするために平均で6カ月かかる可能性がありますが、ご使用いただいている方のほとんどは 3~4ヵ月ほどで違いに気が付きます。
Q.ビビスカルプロフェッショナルに配合されている海洋性たんぱく質複合体の原材料は何ですか?
A.
AminoMar C™はViviscal専用の特許成分であるため、正確な組成を公表することはできません。
Q.有害な副作用はありますか?
A.
いいえ。ビビスカルプロフェッショナルには既知の副作用はありません。世界中で実施された臨床試験において、副作用は報告されませんでした。
Q.服用をやめた場合はどうなりますか?
A.
服用をやめた場合、それまでに得られた効果は、毛周期が進むにつれ次第に減少してきます。同様に、6カ月間の服用プログラムを全期間完了しなかった場合も、最大の効果を得られる可能性が低くなります。
Q.ビビスカルプロフェッショナルは薄毛の方にしか適していないのですか?
A.
そのようなことは全くありません。髪の悩みをお持ちの方だけでなく、美しい髪をお望みの方ならどなたでもご使用いただけます。
Q.購入には医師の診察が必要ですか?
A.
ビビスカルプロフェッショナルをご希望の場合は、まずは医師の診察を受けていただきます。
ビビスカルプロフェッショナル開始後は、受付で購入可能ですが、治療開始3カ月後には効果判定のため、医師の診察を受けていただきます。

内服のみの場合

内服のみの場合、3か月毎の受診をおすすめしております。

3か月ごとに写真を撮り、微妙な変化をみつけていくことで、モチベーションが上がります。
もちろん、お忙しい方は、もっと間隔をあけてくださってけっこうです。

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